ラダーVA 教育計画
≪レベルの定義≫
- 3〜10年目の看護師として効果的なチームの運営を行うためにリーダーシップを発揮し看護実践の役割モデルとなる
- 個別性を重視した看護を実施する
≪目標≫
- 指導をうけながらプリセプターとして役割が果たせ、後輩の指導ができる
- 看護実践に必要なコミュニケーションスキルを活用しチーム連携できる
- 看護チームでメンバーシップを発揮し、個別に基づいた看護が実践できる
- 事例研究:事例研究を通してアセスメント能力が向上され、適切な看護診断を用いて問題解決プロセス構築や倫理的思考を学ぶことができる
≪スケジュール≫
月日・時間 |
研修内容 |
研修目的 |
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【プリセプター研修】 (今年度対象者) |
1.新卒看護職の傾向と特徴の理解を深める。 2.実地指導者として根拠に基づいた教育的関わり方と支援方法についで学び、GWをとおして具体的役割行動を述べることができる。 |
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【事例研究@】 (今年度対象者) 事例研究の意義 |
1.学習」のための研究として自分の力でアセスメントや看護診断などを行うことによって問題解決のプロセス構築や倫理的思考の訓練を行うことができる。 2.事例研究方法が理解でき、事例選択ができる。 3.文献検索と文献検討の必要性と方法を理解する。 4.研究計画書の書き方がわかる。 |
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6月 |
【リーダーシップ@】 準備研修 |
リーダーシップ概論、リーダーシップについて知ることができる、リーダーシップについて理解を深め、自ら行動するための準備ができる。 |
7月 |
【アセスメント】 迅速なフィジカルアセスメントで行う急変予測と対応 |
1.人間が生きるための機能、急変までの生理的変化を理解する。 2.脳・呼吸・循環の機能が障害された症状のアセスメント項目を習得する。 3.急変時の変化に沿った対応について理解する。 4.急変の予兆を、意識、呼吸、循環の様子で見る手掛かりが理解できる。 5.急変時の一次評価とその対応について、具体例を通して理解する。 |
7月 |
【リーダーシップA】 基礎編T |
1.リーダーシップについて理解を深め自ら行動するための準備ができる。 2.チームの一員としてメンバーシップおよびリーダーシップ発揮することで、勤務帯リーダーのレベルアップができる。 |
9月 |
【意思決定を支える力】患者を守り・自分を守る看護倫理の基礎 | 1.臨床場面での倫理的場面に直面した場合、倫理問題として認識することができる。また上司や先輩、同僚に相談ができる。 2.倫理的場面をどうするべきか考え、話し合いに参加することができる。 |
10月 |
@【コミュニケーションスキル】 現場の事例で学ぶ対人対応力向上の為のコミュニケーション術 |
1.医療現場で必要とされる基本的な接遇行動について理解する。 2.自己理解と他者理解のために気質分類について理解し実践できるようになる 3.実際の事例検討を通して、適切な対応方法について理解する。 |
10月 |
A【コーチング】研修 | コーチング基本スキルの「聴く」「質問する」、「承認する」ことの意味合いやその効果、コーチングの会話を学び自己成長や後輩指導に活用できる。 |
11月 |
【事例研究A】 事例研究発表準備・パワーポイント演習 |
1.事例研究をまとめて発表の準備ができる。 2.パワーポイントを作成することができる。 |
12月 |
【退院支援】病院看護師が行う入退院支援 | 1.退院支援が必要になった背景について学ぶ。 2.退院支援をする看護師に大切なことは何かを学ぶ。 3.多職種連携チーム作りとチームによる退院支援の重要性について学ぶ。 4.病院看護師全体で退院支援するための、退院支援研修の計画と運営について学ぶ。 5.本人を尊重した関わりを大切にすることの重要性を理解する。 |
2月 |
事例発表会 | 1.自身の看護の質向上のためにどのようにケアを行うべきか自己の看護を振り返り、学びを再認識できる。 2.他者発表を聞き看護観が深められる。 3. 自己の成長が実感でき、来年度の課題を見つけることができる。 |
3月 |
プリセプターフォローアップ研修 (今年度対象者) |
教育的な関わり方と支援の振り返りを行い、自己の課題を見つけることが出来る。 |